大ヒットファンタジー「八咫烏シリーズ」の外伝集。 異世界「山内」の壮大な歴史の流れの中、主要人気キャラクターたちは どんな風に育ち、一方でどんな関係を結び、事件の裏側でなにを思っていたのか。 美貌の姫君へのかなわぬ想い、愛を守るための切ない大嘘、 亡き人が持っていた壮絶な覚悟、そして、「命をかけた恋」…… 本編では描かれなかった、「恋」の尊い煌めきが満ちる魅惑の短編集。 2020年ついにスタートした第二部『楽園の烏』の前に必読!の書。 用語解説 人物紹介 しのぶひと すみのさくら まつばちりて ふゆきにおもう ゆきやのせみ わらうひと 文庫あとがき
レビュー(69件)
脇役の物語
短編集は色々な脇役の重要エピソードが語られいて、より深く物語を楽しめる内容でした。
第一部が終わったところで、番外短編集。 一部の後半はどこへ向かうのか、ちょっと混乱する感じもあり、お口直し的にちょうどいい構成だと思いました。雪哉や浜木綿の幼い頃の話は必読かと。 第二部もとても楽しみです。
アニメを観て迷いましたが、大人買いしました。
短編集なのでサクサク読めます。 本編とは違う目線で、登場人物を見ることができます。
本編とは違った視点で登場人物たちが語られていて、この一冊でシリーズ全体の幅がぐっと広がる感じがします。 私のお気に入りは、『すみのさくら』と『ふゆきにおもう』です。 この本を読んでから、もう一回第一部を全部読みたくなりました。