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「美しさ」は、これほどまでに人を狂わすのか。 たかむら画廊の青年専務・篁(たかむら)一輝と結婚した有吉美術館の副館長・菜穂は、出産を控えて東京を離れ、京都に長逗留していた。妊婦としての生活に鬱々(うつうつ)とする菜穂だったが、気分転換に出かけた老舗画廊で、一枚の絵に心を奪われる。強い磁力を放つその絵の作者は、まだ無名の若き女性画家だったのだが……。彼女の才能と「美」に翻弄される人々の隆盛と凋落を艶やかに描く、著者新境地の衝撃作。 解説:大森望
「美しさ」は、これほどまでに人を狂わすのか。 たかむら画廊の青年専務・篁(たかむら)一輝と結婚した有吉美術館の副館長・菜穂は、出産を控えて東京を離れ、京都に長逗留していた。妊婦としての生活に鬱々(うつうつ)とする菜穂だったが、気分転換に出かけた老舗画廊で、一枚の絵に心を奪われる。強い磁力を放つその絵の作者は、まだ無名の若き女性画家だったのだが……。彼女の才能と「美」に翻弄される人々の隆盛と凋落を艶やかに描く、著者新境地の衝撃作。 解説:大森望
レビュー(258件)
違う
いつもと違う原田マハでした…びっくりしました…
作者読破
ひとつだけお願いしたい。装丁に女優さんが…俳優名が…wowowの宣伝を兼ねて装丁のスポンサーなのか?やめて欲しい。女優を嫌いな訳でもない…しかし、せめて読者の夢を壊さないで欲しい。 ガッカリ…
本
WOWOWのドラマの原作ということで購入しました。 ドラマのシーンを相まって、京都の情景が目に浮かびました。
想像するとワクワクです。
原田マハさんの美術小説は、面白いです。どっぷり、はまり中です。原田マハさんの小説は、美術小説がとても面白く、芸術家のちょっと変わった習性など良く描かれているので読んでいて何だかワクワクします。とてもお勧めな作家さんです。キネマの神様が話題にならなければ、読む事は、無かったです。
異邦人
タイトルに懐かしさを感じ購入しました。 絵に対する愛情と本能を感じる一冊でした。切ない話しでもありましたが、良かったです。