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豊後羽根藩の檀野庄三郎は不始末を犯し、家老により、切腹と引き替えに向山村に幽閉中の元郡奉行戸田秋谷の元へ遣わされる。秋谷は七年前、前藩主の側室との密通の廉で家譜編纂と十年後の切腹を命じられていた。編纂補助と監視、密通事件の真相探求が課された庄三郎。だが、秋谷の清廉さに触るうち、無実を信じるようになり…。凛烈たる覚悟と矜持を描く感涙の時代小説!(平成23年度下半期第146回直木賞受賞作)
豊後羽根藩の檀野庄三郎は不始末を犯し、家老により、切腹と引き替えに向山村に幽閉中の元郡奉行戸田秋谷の元へ遣わされる。秋谷は七年前、前藩主の側室との密通の廉で家譜編纂と十年後の切腹を命じられていた。編纂補助と監視、密通事件の真相探求が課された庄三郎。だが、秋谷の清廉さに触るうち、無実を信じるようになり…。凛烈たる覚悟と矜持を描く感涙の時代小説!(平成23年度下半期第146回直木賞受賞作)
レビュー(247件)
蜩ノ記 (祥伝社文庫)です。
蜩ノ記 (祥伝社文庫)です。面白そうです。
度々あった、郁太郎と源吉のふたりの会話のシーンが好きでした。子どもらしい会話がいきいきと書かれていて、すぐ近くでおしゃべりを聞いているような温かい気持ちになりました。主人公の秋谷の生き方も素晴らしかったです。購入してよかったです。
友人に!
入院中の友人に購入させて頂きました。 以前は藤沢周平さんの作品を読んでいたとの事で、似たような著者はいないかと探した結果、こちらの著者に辿り着きました。 本の内容と皆様のレビューを拝見させて頂いて、購入を決めました。 レビューの高い順から数冊、こちらの著者の本を同時購入しました。
理想像
男の理想像すぎて違和感を感じざるおえない部分が逆に強く残った 人としての弱さが描かれていれば納得できた
映画を観たかったけれど観損ねて以来、結末が気になっていました。読み進めるとストーリーの舞台に馴染みがあったので、思いがけず期待以上に楽しめました。同じ作者の他の本も読んでみようと思いました。