- 1618
- 4.13
藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う1人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすときーー。(講談社文庫) 辻村ワールド、最高傑作登場 高校2年、芦沢理帆子ーー。「家に帰れば、本が読めるから」誰と話しても、本気で楽しいと思えたことがなかった。あの光と出会うまでは。 「この物語は辻村さんの小説の中でも特別な感じがする。」--瀬名秀明<「解説」より抜粋> 藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う1人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすときーー。
レビュー(1618件)
分厚い本だけど、あっという間に読める。別所さんにはいくつも違和感があった。屋上に上がるのに、どうしてリホの重い荷物持ってあげないのかなーとか。飲食代をリホが…ってのも気になってた。カメラのシャッター押してるのはどっちなの?って前に戻って読み直したり。いくやをおんぶしてあげない辺りから…ちょっとツッコミたくなるところもあったけど楽しめた!
また全部読み終えておりませんがドラえもんとリンクしているところが独特で面白く感じます。
辻村さんは好きな作家さんなんですが、この作品はいまいち馴染めなかった。途中挫折しそうでした。ツナグとか東京會舘、かがみの孤城、名前探しの…ほうが好きかな。主人公に馴染めなかった。
かがみ孤城が面白かったため、他の作品も読みたくて購入。ファンタジーは苦手だが、辻村さんのは読める。最後まで全く予想がつかなくて、楽しめたが、、かがみの孤城の方が好み。
『子どもたちは夜と遊ぶ』→『ぼくのメジャースプーン』→『名前探しの放課後』を読んだ後にこちらを読みましたが、今まで読んだ作品と違い、心が震える箇所がなかった、もう一度読み返したいと思えなかった、主人公を好きになれなかったので☆2つです。 唯一惹かれた登場人物はピアノを弾く少年でしょうか。