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平成版『砂の器』、連続ドラマ化! 警視庁捜査一課継続捜査班に勤務する田川信一は、発生から二年が経ち未解決となっている「中野駅前 居酒屋強盗殺人事件」の捜査を命じられる。初動捜査では、その手口から犯人を「金目当ての不良外国人」に絞り込んでいた。 田川は事件現場周辺の目撃証言を徹底的に洗い直し、犯人が逃走する際ベンツに乗車したことを掴む。ベンツに乗れるような人間が、金ほしさにチェーンの居酒屋を襲うだろうか。居酒屋で偶然同時に殺害されたかに見える二人の被害者、仙台在住の獣医師と東京・大久保在住の産廃業者。 田川は二人の繋がりを探るうち大手ショッピングセンターの地方進出、それに伴う地元商店街の苦境など、日本の構造変化と食の安全が事件に大きく関連していることに気付く。 【編集担当からのおすすめ情報】 WOWOW「連続ドラマW」にて2013年6月より、連続ドラマ化! 出演:三上博史、吹石一恵、小林薫ほか 子供たちが口にする加工食品は安全なのか? 地方都市は、なぜ衰退したのか? 日本中を震撼させた戦慄のミステリー、ついに文庫化!
レビュー(316件)
狂牛病
日本の役所は、国民の安全第1に動いて欲しいものだ。この話はフィクションではあるが、放射能漏れなど国民に都合悪いことは知らせていない現実がある。
スポーツ新聞
昨日テレビで観た野球の試合結果を一般紙のスポーツ欄で読むような感覚です。せめて、スポーツ紙くらいだったら。。。なので、全然面白くなくて途中で放り投げるというようなことはありません。「震える牛」も字義通りとほぼ冒頭でわかる「オックスマート」の含意?以上の意味はありません。事件を追う刑事も記者も作中全く挫折がなく、人間性も水戸黄門の登場人物程度のステレオタイプです。でも、全然面白くなくて途中で放り投げるというようなことはありません。
面白い!
どんな内容かな・・・だんだん面白くなって一騎に読み終えました。画面で見るドクショはちょっと疲れますね・・・。
内容も話の展開も良い
話の展開もスピード感もあり、大変良いと思いました。 時代的にも今読むのが適切だと思います。
つまらない
初めから話の筋がわかってしまって読んでいてもあまりわくわく感がない。登場人物の特徴が希薄で感情移入しにくい。常套句を使わないようにしすぎて言い回しがしっくりこないところがいくつかある。