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累計50万部突破『代償』の著者渾身。角川文庫75周年記念、文庫書き下ろし! 浪人生の堀部一平は、バイト先で倒れた葛城に付き添い、自宅アパートを訪れた。 そこでは、晴子、夏樹、多恵という年代もバラバラな女性3人と小学生の冬馬が、共同生活を送っていた。 他人同士の生活を奇妙に感じた一平は冬馬から、女性3人ともに前科があると聞く。 一方、政治家の息子・吉井恭一は、執拗に送られてくる、過去を断罪する写真に苦悩していた。 身を寄せ合う晴子たちの目的、そして水面下で蠢く企ての行方はーー。 暗い過去への復讐を描いた、心震わす衝撃のサスペンスミステリ! 「信頼、裏切り、後悔、敬愛、憎悪、憧れ、友情、希望。 そんなあれこれをぎっしり詰め込みました」 --伊岡瞬 第一章 出会い 第二章 計画と実行 第三章 発覚 第四章 報酬
レビュー(57件)
伊岡先生の作品は大好き
伊岡先生の作品は大好きです。全巻読んでいます。
書き下ろしは地雷
この人、こんな作風だったかな。正直つまらなかった。 全体的に緊張感がないから、読み進めるのがしんどい。 何も起きないのに序盤は展開が遅いし、事件というほどの事件でもないし、犯人は薄っぺらいし。 主人公のキャラは家庭内と外では違いすぎるし、考え方も行動の動機も共感できないし、最後はうまく行き過ぎだし。 犯人は結局どうなったのかわからないし。 書き下ろしってハズレが多いから注意しないとな。