ある校長の樺太・台湾旅日記 祖父の記録から読み解く「領土」と先人の努力
かつて日本の領土であった樺太・台湾。
昭和初期の発展の様子が一人の校長の日記を通して蘇る。
当時、小学校の校長職にあった上野季雄は、昭和6年に樺太24日間、
昭和10年に台湾21日間の研修視察に参加。
樺太でのアイヌとの交流や国境見学、台湾での近代化の様子など、
視察による見分を細やかに記録していた───。
2冊の旅日記を丁寧に読み解き、考察を加えた、
日本による統治時代の樺太・台湾のことを知ることができる貴重な資料。
第1章 樺太編
◇序/◇知っておきたい「樺太の歴史」/◇視察研修の案内状/◇行程
◆日記
夕暮れの出立/日本海側を北上/樺太に上陸/アイヌ青年の叫び/養狐場を見学する/ループ線に歓声/アイヌの踊り/国境視察/パン売りのポーランド人親子/川には鱒の群れ/樺太との別れ/暑かった札幌の博覧会/東京の友人たちと旧交を温める
第2章 台湾編
◇序/◇知っておきたい「台湾の歴史」/◇視察研修の案内状/◇行程
◆日記
早朝の出立/船内での台湾通の会話/台湾に上陸/台北で全国初等教育大会開催/台湾神社参詣と大博覧会見学/花蓮港の太魯閣峡谷を行く/パイワン族、集会所のしきたり/台湾最南端の岬に立つ/「台湾製糖」の工場訪問/台南の公学校で教授参観/阿里山鉄道に乗って/新高山の御来光/台湾との別れ
祖父の記録から読み解く「領土」と先人の努力
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