日野富子(1440年から1496年)八代将軍・足利義政の正室。
将軍正室として政治に関わる一方、様々な悪評も高い日野富子。本書では、応仁の乱など激動の時代にあって、夫義政の政治を支え、また後継者を育てるべく、御台所として精一杯その役割を果たそうとした姿を明らかにする。
はじめに
第一章 公家日野家の歴史
1 日野家の成立
2 南北朝内乱期の日野氏
3 足利義満期の日野氏
4 足利義持期の日野氏
5 足利義教の執政と日野家
第二章 富子、義政に嫁ぐ
1 管領政治の進展と義政の嗣立
2 足利義政青年期の幕府政治
3 応仁・文明の乱中の将軍家
第三章 義尚を後見する富子
1 足利義尚の元服と将軍宣下
2 執政する御台所富子
3 文明九年、大乱終結による変化
4 乱後の将軍家と土一揆の高揚
5 一条兼良の学才とその思想
6 義政と義尚を支え続けた御台所富子
第四章 義尚の自立
1 義尚と幕府の政治始まる
2 文明末年の将軍家と幕府
3 山城国一揆の勃発と将軍家の対応
4 長享年間の御台所富子
第五章 後継将軍を選ぶ
1 次期将軍の人選
2 足利義材時代とそれ以後の御台所富子
終 章 晩年の富子とその死
参考文献
おわりに
日野富子年譜
事項索引
人名索引
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