精密・繊細な絵柄で、あるエナガの一生をたどる。
あるエナガがうまれ、はばたき、命をつなぐ。そんな「普通の野鳥」の生態を、丹念に描きました。エナガのことをもっと知りたいあなたへ。
【あとがきより】
ー毎日のようにエナガの群れを追いかけては写真に収め、生態をつぶさに観察しているうちに、いつしか、「あるエナガの一生を物語にしたい」と思うようになりました。鳥への愛にあふれる画家・萩岩睦美さんに描き下ろしていただくことで、魂を持った一羽のエナガがここに誕生し、たくましく育ち、恋をして子をなし、懸命に命をつないでゆく物語が完成しました。(松原)
ーとにかく真剣に丁寧に愛情込めて描くことを心がけました。リアルに、でもリアルすぎず個体のキャラクターを表現するというさじ加減に苦心しましたが、鳥好きと言いながらこれほど本格的に鳥の絵を描くのは初めてのことで、もうわくわくしっぱなし!100ページを超える絵を描いている間中ずっと幸せな気持ちでいられました。(萩岩)
【目次構成】
誕生
巣立ち
夏の大家族群
冬の小群
初めての巣作り
2度目の春
子育てに奮闘
3度目の春
命をつなぐ
レビュー(4件)
大好きな漫画家さんが描くエナガ
『小麦畑の三等星』が大好きでした。その頃を思いだし、思わずポチっと。とても素敵な物語とハニイワ、もとい萩岩睦美先生の描くエナガのかわいらしさにほっこりしました。
優しい線ながら、リアルなエナガ達が目に浮かぶ絵に、現実から目をそらさないストーリーが良かったです。 2冊買って、1冊は野鳥の会の図書に寄贈。 偶然にもピッピとチルルはどちらもうちにいたコの名前でウルっと来てしまいましたが、思い入れのある一冊になりました。 他の鳥たちもこんな風に描いて絵本になったら素敵です。 シリーズ化してほしいです!