中山七里さんの作品は、いろいろな系統がありますね。 御子柴弁護士シリーズとして、今回、2冊読みました。 面白くないわけではないですが、読み後のなんとなく重い気分があり 残りはなしかな と思っています。 決して悪くはないし、前科がある弁護士として、あくどい弁護士では なく、贖罪をすべく と言うところではありますが。,「障害者は誰も彼も純粋で、神様に一番近い存在だと思い込む。(中略)それも一種の差別だということに気づかない。」という文章が印象に残りました。たしかに、そういう見方もまたステレオタイプで一方的な思い込みに過ぎず、良い所も悪い所も両方あるのが人間なのだと思います。御子柴弁護士が登場する別の本を先に読んでいた読者としては、この本で彼の過去が明らかになり「ああ、そういうことだったんですね」と納得し、腑に落ちました。,よく、こんなストーリーを考えるなと思った。 まさに、どんでん返しな内容。 法廷劇も面白いのに、その中に、御子柴礼司の生い立ちも盛り込まれてあるのが、更に面白くさせた。 いろんな展開が詰まってるのに、最後は散らかることなく纏まってて、すごいなと思った。 めちゃくちゃ分厚い文庫本でもないのに、ここまで濃い内容は久しぶり。,ドラマを見て面白かったので購入しました。楽しませてもらってます。,今のところ、中山作品に外れ無し。お見事な面白さ、突っ込みどころが全然ない。満足です。
レビュー(284件)
中山七里さんの作品は、いろいろな系統がありますね。 御子柴弁護士シリーズとして、今回、2冊読みました。 面白くないわけではないですが、読み後のなんとなく重い気分があり 残りはなしかな と思っています。 決して悪くはないし、前科がある弁護士として、あくどい弁護士では なく、贖罪をすべく と言うところではありますが。
「障害者は誰も彼も純粋で、神様に一番近い存在だと思い込む。(中略)それも一種の差別だということに気づかない。」という文章が印象に残りました。たしかに、そういう見方もまたステレオタイプで一方的な思い込みに過ぎず、良い所も悪い所も両方あるのが人間なのだと思います。御子柴弁護士が登場する別の本を先に読んでいた読者としては、この本で彼の過去が明らかになり「ああ、そういうことだったんですね」と納得し、腑に落ちました。
おもしろい
よく、こんなストーリーを考えるなと思った。 まさに、どんでん返しな内容。 法廷劇も面白いのに、その中に、御子柴礼司の生い立ちも盛り込まれてあるのが、更に面白くさせた。 いろんな展開が詰まってるのに、最後は散らかることなく纏まってて、すごいなと思った。 めちゃくちゃ分厚い文庫本でもないのに、ここまで濃い内容は久しぶり。
面白いです
ドラマを見て面白かったので購入しました。楽しませてもらってます。
うーん。満足
今のところ、中山作品に外れ無し。お見事な面白さ、突っ込みどころが全然ない。満足です。