マンガアプリで読んでいましたが、これは実物で読むものだと思いセット購入。 ほのぼのの中に戦争の悲しみ残酷さが凝縮されており、子供にも読みやすい優しいタッチの絵。 今の普通の生活が本当に幸せなんだと思いました。 自然に涙が溢れる名作です。 ずっと手元に置いておきます。,この世界の片隅に(下)は、戦時下の生活がどんどんと厳しくなり、空襲にみまわれ、すずさんの心に暗い影が落ちてきて痛い。覚悟して読んでほしい。でも、読後感が良かったのは、この本に「優しさ」があったからだろう。いろいろなものを失くしながらも優しく前向きだったから、戦後の日本は復興したのだろうとも感じた。この三巻、戦前、戦中、終戦直後が描かれる、戦争の後ろには「銃後」がある。そこには生活があって、その生活を絵解きで見られたのも収穫と感じた。,読み残していた最終巻を読む。時間軸は着実に原爆投下、終戦へと進んでいるが、呉も軍港として米軍にとって重要な爆撃拠点なのだ。私の父もグラマンの機銃掃射で危うく命を失うところだったと聞いたことを思い出した。そして、管見にして知らなかった時限式爆弾で、愛する姪と自身の右手を失うすず。彼女は生涯この右手を失う事件を悔いていくのだろう。戦中の描写は説明にコマを多く割き、終戦以後はすずの回想・妄想シーンが流れ込み、混沌とした印象。しかし、これは当時を生きた人々の混乱とは比べるべくもないものなのだろう。,今流行りなので読んでみたく購入しました。安く購入できて良かったです。,祝!連続テレビドラマシリーズ化! アニメも良かったので。
レビュー(180件)
買って正解
マンガアプリで読んでいましたが、これは実物で読むものだと思いセット購入。 ほのぼのの中に戦争の悲しみ残酷さが凝縮されており、子供にも読みやすい優しいタッチの絵。 今の普通の生活が本当に幸せなんだと思いました。 自然に涙が溢れる名作です。 ずっと手元に置いておきます。
この世界の片隅に(下)は、戦時下の生活がどんどんと厳しくなり、空襲にみまわれ、すずさんの心に暗い影が落ちてきて痛い。覚悟して読んでほしい。でも、読後感が良かったのは、この本に「優しさ」があったからだろう。いろいろなものを失くしながらも優しく前向きだったから、戦後の日本は復興したのだろうとも感じた。この三巻、戦前、戦中、終戦直後が描かれる、戦争の後ろには「銃後」がある。そこには生活があって、その生活を絵解きで見られたのも収穫と感じた。
読み残していた最終巻を読む。時間軸は着実に原爆投下、終戦へと進んでいるが、呉も軍港として米軍にとって重要な爆撃拠点なのだ。私の父もグラマンの機銃掃射で危うく命を失うところだったと聞いたことを思い出した。そして、管見にして知らなかった時限式爆弾で、愛する姪と自身の右手を失うすず。彼女は生涯この右手を失う事件を悔いていくのだろう。戦中の描写は説明にコマを多く割き、終戦以後はすずの回想・妄想シーンが流れ込み、混沌とした印象。しかし、これは当時を生きた人々の混乱とは比べるべくもないものなのだろう。
自分に
今流行りなので読んでみたく購入しました。安く購入できて良かったです。
祝!連続テレビドラマシリーズ化!
祝!連続テレビドラマシリーズ化! アニメも良かったので。