スタートアップーー起業の実践論 〜ベンチャーキャピタリストが紐解く 成功の原則
新時代を切り拓く、起業家、プレ起業家におくるスタートアップ指南書!
スタートアップを成功させるためには何が必要なのか?
何をすべきで、何に気をつけるべきなのか?
本書は、日々多くの起業家と接するベンチャーキャピタルの視点から、これらの問いに答えるべく書かれたスタートアップの指南書です。リアルな実践例として、上場・未上場の起業家のエピソードを軸にしながら、スタートアップに出資・支援する立場からの客観的な観点を織り交ぜて考察していきます。
章構成は大きく、3つに分かれています。
(前編)課題の発見/仮説の検証/資金調達
(中編)マーケティングと集客/起業の原体験とビジョン/採用と組織づくり/
(後編)事業成長の機会とリスク/IPOを実現するために
<章構成>
Stage:1 課題発見〜事業の核となる、アイデアを見つける〜
Stage:2 仮説検証 〜アイデアを磨き、事業に昇華する〜
Stage:3 資金調達 〜どういうポイントを押さえ、誰から調達するのか〜
Stage:4 マーケティングと集客 〜戦略に沿った施策とブランディング〜
Stage:5 起業の原体験とビジョン 〜ミッション/バリュー/ビジョンが会社の体幹をつくる〜
Stage:6 採用と組織づくり 〜非連続な成長のための戦略とメンバー配置〜
Stage:7 事業成長の機会とリスク 〜成長実現のために頭に入れておきたい主要論点〜
Stage:8 IPOを実現するために 〜上場のプロセスと事業拡張〜
長く過酷な自転車レースのように、厳しい各ステージを乗り越えゴールを目指すスタートアップ起業。
その全体像を体系的に学べるだけでなく、リアルな起業家のストーリーを追体験することで、自身の起業〜成長のイメージをより鮮明に描けるようになる一冊です。
<こんな方におすすめ>
・スタートアップ起業を志している人
・スタートアップで働きたい、もしくはともに仕事をしたいと考えている人
・企業内で新規事業の立ち上げを考えている人
・起業したが壁にぶつかっている人
レビュー(6件)
実際の事例が豊富でわかりやすいと思います。
現役のベンチャーキャピタリストの視点から、スタートアップが成長するまでに経験する様々なフェーズでどのような観点を持っておくと良いのかを具体的な事例を交えて描かれています。平易な文章で書かれているので、私のようにこの領域に詳しくない人でも理解できる内容になっていると感じました。特に、起業家のビジョンに関する章では、五条・アンド・カンパニーの事例を交えて、どのような原体験を起業家が持っているのか、それを会社に浸透するためにはどのような手段があるのかなど丁寧に書かれており、勉強になりました。自身が起業家ではなくとも、スタートアップなどに勤める人であれば、経営者がどのようにビジョンを考えているか、どの方向に組織を進めようとしているかを観るためにとても参考になるのではと思います。総じて、起業を目指す人だけでなく、スタートアップで働く人にとっても有益な本だと感じました。
会社員も必読。今読みたい一冊
スタートアップとは真逆な会社員の立場ではありますが、新規プロジェクトの立ち上げに当てはめて読み大変参考になりました。 特に印象に残ったのは、要所に出てくる「ウェットな情報」というワードです。定量的な調査や数字だけを見ていると、マーケットの感覚に鈍感になりがちです。 スタートアップとして会社を立ち上げるには、そのウェットな情報をキャッチする嗅覚を極限まで研ぎ澄ます必要があると理解出来ました。 そしてマーケット感覚だけではなく、起業を駆り立てるような原体験や情熱も不可欠なのだと、痛感させられます。 この本は投資家目線ではありますが、型通りの理想を語ってはおらず、実社会でいかに生き残るかを臨場感を持ち記してあります。 周囲の会社員にもおすすめしたい一冊でした。