著者の代表的な啓発書と専門家向けの総説とを収録。『心の病気とは何か』は偏りのない該博な知識を平易な表現で開陳し、精神医学とは何か、精神障害とは何かを説いた好著として定評がある。『統合失調症(精神分裂病)の概念』は要点を簡潔にまとめた世界最小の解説書であり、本疾患を深く考察する際に今日なお有効な知見に満ちている。--編集・解説=濱田秀伯
(発行:群馬病院出版会/発売:弘文堂)
I 心の病気とは何か
1 精神医学における考え方のモデル
2 脳自身に明らかな変化のある病気
3 原因が外からの物質による精神障害
4 原因が性格や心の中にあるもの
5 精神医学における面接の意味
6 人間生活の基本となるもの
II 統合失調症(精神分裂病)の概念ーー歴史と分類ーー
1 Kraepelin以前
2 KraepelinからBleulerへ
3 その後
4 各国における精神疾患の分類と統合失調症(分裂病)の位置づけ
5 児童期と老年期の統合失調症(分裂病)
6 日本における疾患分類と統合失調症(分裂病)の位置づけ
レビュー(0件)