寄り添う事で、人の人生は変えられるかーー
『孤狼の血』『盤上の向日葵』『慈雨』の次はこれ!!
柚月裕子が描く感動作!!
裁判所職員採用試験に合格し、家裁調査官に採用された望月大地。
だが、採用されてから任官するまでの二年間ーー養成課程研修のあいだ、修習生は家庭調査官補・通称“カンポちゃん”と呼ばれる。
試験に合格した二人の同期とともに、九州の県庁所在地にある福森家裁に配属された大地は、当初は関係書類の記載や整理を主に行っていたが、今回、はじめて実際の少年事件を扱うことになっていた。
窃盗を犯した少女。ストーカー事案で逮捕された高校生。一見幸せそうに見えた夫婦。親権を争う父と母のどちらに着いていっていいのかわからない少年。
心を開かない相談者たちを相手に、彼は真実に辿り着き、手を差し伸べることができるのかーー。
彼らの未来のため、悩み、成長する「カンポちゃん」の物語。
●柚月裕子は正義が似合う。
調査を通じて、なぜ罪を犯したのかを考えさせる。
ここがうまいんです。とても泣けます。
だから『あしたの君へ』という作品がいちばん好きなんです。
--今野敏氏
レビュー(156件)
家裁調査官(の卵)が主人公、というのに興味を持ちました。主人公が様々なケースに対して、真摯に向かい合う姿勢、誠実な人柄がとても好印象でした。それぞれのケースも興味深かったです。最後は、家裁調査官になるための、主人公の決意にジーンと感動し、清々しい気持ちになりました。その後が気になるお話だったので、シリーズ化されればいいのになと思いました。
ドラマを見てる感覚で読めます
柚月裕子さんの作品は結構読んでますが短編は始めて読みました。 が、主人公は同一。一話完結のドラマを見てる感覚で読めます。読後感もさわやか、なんとなく勇気が湧く本です。
いつも柚木裕子さんの本はとても読んでいくうちに、本の世界に自分がいつの間にか入り込んでしまいます。 とても読むことが楽しみです。
カンポちゃん頑張る
家庭裁判所調査官補として研修の間、九州の福森家裁に配属された望月大地。そこでは窃盗を犯した少女、ストーカー事案で逮捕された高校生や親権を争う夫婦とその息子など、心を開かない相談者たちを相手に、懊悩する日々を送ることに。大地はそれぞれの真実に辿り着き、一人前の家裁調査官となれるのか!? * カンポちゃんと呼ばれる家庭裁判所調査官補の一人で主人公・望月大地が5つの話を通し、先輩・同僚・友人・家族の叱咤、激励、愛情で成長してい姿が見もの。また、物語の展開スピードの速さとキレが抜群で、読み進めるのに飽きが来ないですね。 ----- ■本書の基本情報 ・筆者:柚月裕子[ユズキユウコ] ・略歴:1968年岩手県生まれ。2007年「待ち人」で山新文学賞入選、やましん文芸年間賞天賞受賞。'08年『臨床真理』で第7回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞しデビュー。'13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞受賞。'16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)受賞。 ・出版:文藝春秋 ・発売:2019月11月(第2刷) ・ページ数:296p ■これまでに購読した柚月裕子の著書 ・最後の証人(第7刷) ・検事の本懐(第6刷) ・検事の死命(第4刷) ・孤狼の血 ・朽ちないサクラ ・慈雨(第2刷) ----- ◆AFP情報 … ジャンル:本・雑誌・コミック、料率:3%
柚月裕子さんの小説は、正義をテーマにした作品が多いので現実の世界は、正義は、なかなか通らないので、文字で正義を再認識するのは良いです。