英国のEU離脱(Brexit)や米国のトランプ・リスクなど様々な不安要素を抱え,先行きに不透明感が漂う世界経済。今後の世界経済秩序のカギを握る米中の危うい関係。いま起きている世界経済の変化をどう読み解くか。本書では,グローバル・エコノミーの最新かつ重要な問題を取り上げ,その現状と課題,今後の展望について考察。
第1部 世界経済の不安要素:悲観と楽観
第1章 世界経済の現状とG20政策協調
第2章 マイナス金利は劇薬か:日欧の挑戦
第3章 難民・移民問題と国際秩序の揺らぎ
第4章 多国籍企業の課税逃れ:タックスヘイブン対策
第5章 地球温暖化防止とパリ協定の評価
第6章 揺らぐ自由貿易体制と多角主義の変容
第7章 2030年エイズ流行終結に向けた対策と課題
第2部 中国の台頭と世界経済秩序の将来
第8章 「一帯一路」構想の変容
第9章 蔡英文政権登場と中台関係の行方
第10章 米中間で「新型の大国関係」は可能か?
第11章 米国外交と国内政治におけるTPP
第12章 先行き不透明となった米中関係と世界経済秩序の行方
第3部 加速する日本経済のグローバル化
第13章 EPAによる日本の外国人介護労働者受け入れの実態と課題
第14章 会計基準の国際的統一と日本の選択
第15章 ASEAN市場統合と日本企業
第16章 TPP関連国内対策:日米比較を通じた中間評価
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