[本文より]
リーダーシップとは、自発的に他者に影響力を及ぼすことで個人やチームの行動を促すことです。
リーダーシップは、必ずしも組織上の上位者のみが持つものではありません。
後輩に対して、指示や助言をするのもリーダーシップですし、フラットな同僚の間で自分から仕事の分担を提案するのもリーダーシップです。プライベートで友人や恋人に「イタリアンに行きませんか?」と自分から誘うのも立派なリーダーシップです。
ヒトが2人以上いて、他者に対して、何かの意図で導こうとする意志と行動を起こすのであれば、それはリーダーシップです。
仕事・人間関係・組織・生活の4つのエンゲージメントを満たした自律的な組織とは、メンバーそれぞれが自分の意志によってリーダーシップを発揮している組織です。
•メンバー自らが問題を発見し、自分で解決に導くように動く。
•メンバーが自らの充実のために、組織や同僚を巻き込みながら主体的に行動する。
•メンバーが積極的に声をあげ、周囲がその実現を全力で支援する。
•メンバー一人ひとりが、自律的に他者に働きかけを行い、お互いに良い刺激を与え合う。
これからのリーダーは自分自身のリーダーシップのあり方を考えつつ、メンバーがリーダーシップを存分に発揮できる環境をつくることに注力します。
メンバー各人が潜在的に持つリーダーシップを引き出せることができれば、メンバーは自律的に活動しはじめ、リーダー自身はマネジメントの役割に集中できます。
リーダー自身が働きやすいチームにするためにも、メンバーが働きやすい環境づくりと仕事の支援が重要になるのです。
Chapter1 変わる働き方とこれからのリーダーの役割
Chapter2 メンバーを充実させるための4つの要素
Chapter3 これからのリーダーが知っておきたい12のこと
Section1 リーダーシップのあり方ーー自律的な他者への影響力
Section2 心理的安全性ーー安心感や充実感のある職場
Section3 チームノームーー目標達成の決めごと
Section4 適所適材のアサインメントーーやりがいのある仕事
Section5 メンバーファーストーー自己決定できる充実感
Section6 オーセンティシティの言動ーー飾らない自分
Section7 チームのコミュニケーションーー人間関係の健全化
Section8 リアルの再認識ーーメンバー間の空気感
Section9 変化やテクノロジーへの柔軟性ーー変化はチャンス
Section10 ビジョナリーな影響力ーービジョンとパーパスの言語化
Section11 進捗支援ーー自己効力感の向上
Section12 インテグリティーーリーダーとしての信頼性
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