「アジアは後進地域で、産業革命でヨーロッパにさらに差をつけられた」--。日本で教えられている経済史の多くはこのマルクスの考えに基づいています。しかし真実は、かなり長い間、アジアの方が経済的に有利だったのです。ヨーロッパがアジアに売れるものはほとんどなく、アジアから大量の香辛料を輸入することを余儀なくされていました。本書は、世界では通用しなくなった経済の歴史のとらえ方をただし、なぜアジアがヨーロッパに取って代わられ、現在なぜアジアが台頭しているのかを、教科書の古い常識を覆しながら解明します。
第一章 歴史のとらえ方を疑えーー教わらなかった成長をめぐる戦い
第二章 「アジアは後進地域」を疑えーー教科書のストーリーを覆す
第三章 「先進地域ヨーロッパ」を疑えーー貧しかった辺境はこうして興隆した
第四章 危機と繁栄の近現代
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