季刊 福祉労働163号 特集:障害者権利条約・パラレルレポートの重要論点
障害者権利条約の日本初回審査を2020年に控えた今春、主な市民団体からパラレルレポートが提出された。パラレルレポートとは、締約国の現状・課題を障害者権利委員会に伝え、的確な勧告に導くためのものである。その中で各市民団体が問題視したこと(=重要論点)は何かというテーマを通して、条約の完全実施に向けて不足していることや、日本の障害者が置かれている現状を炙り出す。
安積遊歩さんの連続対談「優生思想を遊歩する」最終回は、小田博志さん(北海道大学教授)との対話「優生思想に傷つけられた心を癒したもの」です!
【特集】障害者権利条約・パラレルレポートの重要論点
条約の実施体制と日本障害者の置かれている基礎的な社会構造から見た評価
東 俊裕
二〇二〇年日本初回審査に向けて──市民社会と障害者組織の役割:パラレルレポート、ブリーフィング、ロビーイング
長瀬 修
障害者権利条約パラレルレポートと成年後見制度
池原毅和
第九条アクセシビリティの完全実施に向けた課題
川内美彦
障害女性への複合差別を解消するために──権利条約第六条に関するパラレルレポート
藤原久美子
インクルーシブ教育は障害児を含めたすべての子どもの権利──第二十四条 教育に関するパラレルレポート
一木玲子
脱施設・地域移行へ向けて取り組まれるべき課題について──第十九条に関するJDFパラレルレポートの主な論点
崔 栄繁
JDFパラレルレポート作成までの道のり
赤松英知
精神障害者の入院時の自由が脅かされる状況について
桐原尚之・山田悠平
インターチェンジ・交差点
保育所の庭 全盲の子ども達との統合保育
芝木捷子
施設から ホームN通信・四回目の誕生日3無国籍・無戸籍の子ども
佐藤陽一
行政の窓口 地域共生社会への取り組みーー地域支えあい協議体の現場から
千野慎一郎
街に生きて 虐待を見逃さない。
実方裕二
障害者の権利条約とアジアの障害者 第三十四回
権利条約の政府報告告9第二十二条プライバシーの尊重
中西由起子
季節風
生まれようとしている命を選別しないで──出生前診断とゲノム編集
佐々木和子
退所、通過施設、そして自立へ──「津久井やまゆり園事件」から三年のあゆみ
平野泰史
二〇一九年四月十日、きょうだいの日(シブリングデー)制定にちなんで
藤木和子
書評 『障害者権利条約の実施
佐藤久夫
社会を変える対話──優生思想を遊歩する 第十二回(終)
優生思想に傷つけられた心を癒したもの──平和学の視点から
小田博志×安積遊歩
現場からのレポート
塩田さんに下された不当判決について──吹田市での知的障害者公務員労働裁判
東 奈央
緊急集会「安楽死・尊厳死の問題点と介助者確保について」報告──「延命治療」中止・不開始の危機
浜島恭子
障害児・者の春の高校進学 二〇一九、春
竹迫和子
感じ続けた「違和感」の正体──日教組第六八次教育研究全国集会・インクルーシブ教育分科会の報告
松森俊尚
遺稿集
筋ジス病棟を出て暮らす
古込和宏 立岩真也=解説
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