『法句経』は、お経の中の「論語」にたとえられる釈尊の人生訓をしるしたお経で、宗教革新の意気に燃え、人間平等の人格主義を貫く青年釈尊のラジカルな思想を、珠玉の詩句423編に謳いあげた真理の詞華集である。本書は、その仏教信仰、仏教理解を通して、真に自分のからだで詠みこんだ訳者・友松圓締師の、いのちのリズムとでもいうべきものが漂っており、半世紀の長きにわたって人々の心を潤してきた。古今最高の名訳である。
1 雙要(ひとくみ)
2 不放逸(はげみ)
3 心意(こころ)
4 華(はな)
5 闇愚(おろかびと)
6 賢哲(かしこきひと)
7 阿羅漢(ひじり)
8 述千(せんということ)
9 悪行(あしきわざ)
10 刀杖(つるぎ)
11 老耄(おい)
12 自己(おのれ)
13 世間(せけん)
14 仏陀(さとれるもの)
15 安寧(やすけさ)
16 好喜(たのしさ)
17 忿怒(いかり)
18 塵垢(けがれ)
19 住法(ただしさ)
20 道行(みち)
21 雑(さまざま)
22 地獄(あしきところ)
23 像(ぞう)
24 愛欲(あいよく)
25 比丘(こうもの)
26 婆羅門(ばらもん)
レビュー(10件)
途中まで読んでおりますが、解釈が難しく日本語の解釈を参考にしております。 原始仏典らしく、現代にそぐわない面もありますが本質を垣間見る気がいたします。
文庫本なので気軽に持ち運べるのがよいです。折に触れて開きたい。
読書
仏教聖典「ダンマパダ」が文語と口語で訳されたもの。 仏教のエッセンスが短い詩句で繰返されており、心に染み入る。 とはいうものの、仏教について詳しくない人にはわけがわからず、取っ付きにくいかもしれない。
仏陀の説いた人生訓。難解な経典・お経の数々と大きく違い、分かりやすく、ストレートで説得力があり、そうありたい、と思うことばかり。聖書のような存在として、いつも手の届くところに置いておきたい一冊。お勧め。