なんと言えばいいのか、これほど登場人物に、展開にひきこまれるのは久しぶりだった気がする。知ろうとしても知れない国の内幕を仮想とは言え、こんなストーリーで描かれるとは思っても見なかった。著者の南アフリカをめぐる作品などでもそうだったが、実在でありながらもなかなかつかめない状況を奥行きをもってぐいぐいと引っ張られて一気に読み終えた。ぜひ多くの方に読んでほしい作品のひとつだ。,作品が多岐にわたり、ジャンルが特定できない作家さんだと思っています。これは、続編ではないけど(受精)を先に読んだ方が人物のイメージがあるので面白く読めると思います。,今までにも北朝鮮関連の本を幾冊か読みましたが、これまでとは違った視点から書かれているように思います。読み終えるにはまだ数日かかりそうですが、どきどきわくわくしながらページをめくってます。,最近、6ヶ国協議に復帰してきそうな独裁国家の現状を具に描いた作品です。この小説のような出来事がこれまで幾度となくあったのでしょうが、多くの国民が「皮を食べる木さえもなくなって」飢餓状態にあっても存続していける国家って不思議ですよね・・・,北朝鮮を舞台にした、リアリティ感あふれる内容でした。 人名が向こうの呼び名を使っているので、ちょっと読みにくかったです。
レビュー(24件)
リアルさがよかった
なんと言えばいいのか、これほど登場人物に、展開にひきこまれるのは久しぶりだった気がする。知ろうとしても知れない国の内幕を仮想とは言え、こんなストーリーで描かれるとは思っても見なかった。著者の南アフリカをめぐる作品などでもそうだったが、実在でありながらもなかなかつかめない状況を奥行きをもってぐいぐいと引っ張られて一気に読み終えた。ぜひ多くの方に読んでほしい作品のひとつだ。
作品が多岐にわたり、ジャンルが特定できない作家さんだと思っています。これは、続編ではないけど(受精)を先に読んだ方が人物のイメージがあるので面白く読めると思います。
ひさびさに夢中になれた
今までにも北朝鮮関連の本を幾冊か読みましたが、これまでとは違った視点から書かれているように思います。読み終えるにはまだ数日かかりそうですが、どきどきわくわくしながらページをめくってます。
最近、6ヶ国協議に復帰してきそうな独裁国家の現状を具に描いた作品です。この小説のような出来事がこれまで幾度となくあったのでしょうが、多くの国民が「皮を食べる木さえもなくなって」飢餓状態にあっても存続していける国家って不思議ですよね・・・
北朝鮮を舞台にした、リアリティ感あふれる内容でした。 人名が向こうの呼び名を使っているので、ちょっと読みにくかったです。