ノーベル平和賞を受賞した国連世界食糧計画によると、新型コロナウイルス感染症拡大の
影響もあり、極度の食料不安を抱える人は2億7000万人に上ると推計されている。この深
刻な食料危機はなぜ発生しているのか。食品ロスの専門家が膨大な情報を分析して解説し、
さらに日本の食料危機の歴史や、食品ロスを防ぐための方法、昆虫食や培養肉に関する取
り組みも語る。
[専門家、識者へのインタビュー](所属はインタビュー当時)
「アフリカの食料事情」白鳥佐紀子氏(国際農林水産業研究センター主任研究員)
「パンデミック前後の世界の食料危機の状況」ンブリ・チャールズ・ボリコ氏(FAO[国連食糧農業機関]駐日連絡事務所長)
「サバクトビバッタの大発生による被害」前野ウルド浩太郎氏(国際農林水産業研究センター研究員、『バッタを倒しにアフリカへ』著者)
「ミツバチの減少」エクベリ聡子氏、ペオ・エクベリ氏(株式会社ワンプラネット・カフェ)
レビュー(5件)
ただ単に、情報を詰め込んでいるだけで、内容に深みがない。食品ロスにしても、ロスをやめましょうというだけのようである。賞味期限、消費期限についても述べられているが、単に延ばせばよいものでもない。複雑に絡み合う種々の行為・要因をどのように解きほぐしていくかの指針がないように思う。最後のできること100は、それぞれの定量性、利害得失のような影響が述べられておらず、良いことを言えばOKという安易さが感じられる。