多くの猫を愛し見送ってきた猫歌人・仁尾智と、
多くの“猫飼い”の声を聴いてきた
猫本専門店オーナー・キャッツミャウブックス店主安村正也が贈る
猫の挽歌集
わかるなよ あなたにわかるかなしみはあなたのものでぼくのではない
誕生日すらわからない猫なので命日くらい見届けるのだ
のんびりとした猫だった 最期だけそんなに急いでどこへ行くのか
できることあるうちはいい 口元に猫の好物を持っていく指
生前の猫の写真を眺めてる サイダーをまたサイダーで割る
また猫と そう思えたらまた猫と暮らす未来のはじめの一歩
・・・・など全115首
レビュー(2件)
うちの猫たちはまだ1歳ですが、開くたびに涙します。まだ老猫と過ごしたことがないので 老衰以外で死なないでくれ、一番今のところ共感してます。
2年前に15歳の愛猫を看取り、現在は同じ病気を患ったその弟猫の介護中です。あとふた月ちょっとで18歳なので、お誕生日を迎えることを当面の目標に頑張っています。 パラパラとめくって数首読んだだけで涙が止まらず、あとがきだけ読んで、編者の安村さんのお言葉に甘えて本棚に置きました。 きっといつか必ず通読します。それまでは大事にしまっておきます。