一夜にして人間の評価が変るのが乱世の慣い。尊氏が“筑紫隠れ”の朝、新田義貞は、凱旋将軍として、堂上の歓呼をあびていた。左近衛ノ中将の栄誉、それのみでなく、後醍醐の寵姫・勾当の内侍を賜ったのだ。それにひきかえ、貴顕に生命乞いする佐々木道誉の鵺(ぬえ)ぶり。また、朝敵たる汚名は逃れたものの、尾羽打ち枯らした尊氏。しかし彼は、北九州に勢力を養い、反攻を意図する。
一夜にして人間の評価が変るのが乱世の慣い。尊氏が「筑紫隠れ」の朝、新田義貞は凱旋将軍として、堂上の歓呼をあびていた。--尾羽打ち枯らした尊氏であったが、北九州に勢力を養い、密かに反攻を企てる。
■風花帖(つづき)
勾当の内侍
路頭の子
豆と豆がら
■筑紫帖
瘧
河内鞠唄
よそ者
昼の月
ひびき灘
菊池党
多々羅合戦
船あつめ
山海相聞
雨 期
■湊川帖
面
別れ霜
献 言
桜井の宿
この半夜
日輪分裂
レビュー(14件)
名作の購入
今でも名作の新刊本が定価のまま、短期間で入手できるこのシステムが素晴らしい。今回は数十年前に(多分)新聞に連載されたシリーズ全8巻のうち市中で古書も含めて入手できなかったものを発注し、瞬時に入手できた。
今さらいうまでもないが、文句なしに楽しめる名作と思います。今思えば、真田広之の大河も、今でもよく覚えているので、大河の中でもかなり面白かった様な気がします。
ボケ防止
あらすじを見た限り、あまり期待してなかったが、かえって、結構面白い。