認知行動療法の教育とスーパービジョン
: ドナ M. スダック/R. トレント・コッド 3/ジョン・ラドゲイト/レスリー・スコドル/マーシー G. フォックス/ロバート・ライザー
本書は、認知行動療法の教育とスーパービジョンについて解説したものである。
認知行動療法は「誤解」されている部分がたくさんある。マニュアルに沿って進めていけばよい、悩みを抱えている人のクセを変えるように指導すればよい、「思考記録表」への書き込み方を教えればよい、など枚挙にいとまがない。
認知行動療法も精神療法であり、それを使うためには、きちんとした教育を受ける必要がある。治療はマニュアル通りに進むはずがない。安心できる人間的関わりのなかで悩みを抱えた人を理解し、その人の生き方に目を向けて、その人らしく生きるのを手助けするという精神療法の基本が不可欠である。
本書では、米国を中心とした海外の認知行動療法の研修の実際と、臨床家のコンピテンシーの向上とその評価に向けた工夫について具体的に解説している。
治療にあたる人すべてに必携の一書である。
謝辞
序文
著者について
第1章 CBTのトレーニングとスーパービジョン 概説
第2章 CBTトレーニングにおけるコア・コンピテンシー
第3章 実証された教育手法
第4章 CBTのコンピテンスの尺度
第5章 CBTトレーニングにおけるフィードバック
第6章 個別の疾患に対するCBTを教える
第7章 CBTトレーニングとスーパービジョンにおけるテクノロジー
第8章 大学院でのトレーニング
第9章 精神科のレジデンシー・トレーニングにおけるCBT
第10章 臨床に携わっているセラピストの継続教育
第11章 従来とは異なるケア提供者へのトレーニングとスーパービジョン
第12章 エビデンスに基づくCBTのスーパービジョン手法
第13章 CBTのスーパーバイザーに対するトレーニング
第14章 CBTのトレーニングとスーパービジョンにおける自己管理
監訳者あとがき
索引
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