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数多くの傑作を残した宮沢賢治とその父・政次郎との 究極の親子愛を描いた 第158回直木賞受賞作。 ☆☆☆☆☆ 待望の映画化! 2023年5月5日(金・祝)全国公開!! 主演:役所広司 出演:菅田将暉 森七菜 豊田裕大 坂井真紀 / 田中 泯 監督:成島出 主題歌:いきものがかり ☆☆☆☆☆ 宮沢政次郎の長男・賢治は、家業の質屋を継ぎたがらず、適当な理由をつけては金の無心をするような困った息子。 政次郎は厳格な父親であろうと努めるも、賢治のためなら、とつい甘やかしてしまう。 やがて妹・トシの病気を機に、賢治は物語を書き始めるがーー。 後に国民作家となる天才・宮沢賢治の生涯を、父の視点から活写する。 究極の親子愛を描いた傑作。
レビュー(165件)
賢治の父からの視点が面白く、興味深い。物語としても、楽しめる。
父上の無償の愛。 小さい頃の賢治の私の印象は聖人偉人。 大人になって本や映像作品などで色々知って変わっていましたが、今回父親目線から見た賢治で納得した感じです。 映画も見たいなと思いました。
読み始めから引き込まれて、あっという間に読み切りました。 映画も見てみたくなりました。
映画が公開されたので読みたくなりました。宮沢賢治のこと知ってるつもりでいましたが、なにも知らなかったと思います。
イーハトーブ
偉大過ぎる親を持つ息子が、もがき苦しんだ末に儚く美しい詩と童話を紡ぎ出したことは、切なくも運命的だ…この世界観を得て、始めて宮沢賢治の作品世界が少し理解できるようになりました。素晴らしい作品。