目覚めた怪異が襲い掛かる!
発表できなかったワケあり、曰くつき怪談一挙掲載!
加持祈祷、悪霊祓いなどを請け負う「拝み屋」郷内心瞳の元には様々な怪異が集まる。
・帰宅した妹が見たのは居間でテレビを見ている姉。しばらくすると電話がかかってきて…「死人帰り」
・大男が素手で犠牲者の首をへし折るーー友達が話していた空想の話だったのだが…「首折り男」
・新たに入ってきたアルバイトの男。歓迎会で彼が語りだした奇妙な話「海辺のホテルと緑の目」
ーーなど、自身の体験も含めいわくつきで蔵入りにしていた怪談の数々を、眠りの淵から呼び起こして収録。
怪異溢れる大人気シリーズ第7弾!
レビュー(8件)
怖いのは
運悪く出会ってしまった怪しい出来事、そんなエピソードを郷内氏かまとめた一冊。 宮城県にあるという文化住宅の話が恐ろしい…。
表題の「死人帰り」が一番不気味な話でした。同じ場所で同じ出来事が起きている…偶然で済まされない話です。人の死が絡んでいるだけに。 それにしても心ない読者がいることに腹が立ちました。闘病記を読みたいわけじゃない…病に苦しむ人に言う言葉ではないと思います、人間らしい心を持っているなら! それに郷内先生のご病状も、怪異に繋がっている点も恐ろしいのです。 これは憶測ですが、郷内先生は今、ご自身の経験値と知恵で怪異に向き合っていらっしゃるのだと思います。これまで使えた力が使えずに怪異と相対するのは、完全武装した相手に素手で剣術家が立ち向かおうとするようなものですよね。 お身体を大切に、奥様もご快癒なさってご一緒に暮らせますように、できりことなら加奈江ちゃんも彼女にとって一番幸せな形でいられるように、心から願ってやみません。