感情処理法とは不快感情を減らすための方法であり、セルフケアのためのストレス対処や自身の性格改善などに広く活用されています。
本書は、はじめて感情処理法を学び実践しようとする人に活用してもらうための本です。
第1部では理論編として、感情処理法を実施するために必要な知識を説明します。
第2部の実践編では、具体的なテーマごとに感情処理に取り組むための、書き込みながら実践する15のワークを体験できます。
怒り・恐れ・悲しみ・嫌悪(嫌な人やこと)・強い怒り・抑うつ気分・心配性・強い緊張・寂しさ・喪失感…。こうした自分の中の感情を、本書を活用してすっきりさせることができます。
この本で著者は、目の前の読者に語りかけるようなわかりやすい説明をしています。また、紙面は2色刷・イラスト入りの見やすいものであり、様々な感情に取り組むためのワークは読者が本に書き込みながら実践できるように工夫されています。
自分の感情と上手につきあい、人間関係や生き方などを変えていきたい方におすすめしたい一冊です。
はじめに
第1部 感情処理法とは何か
1 感情と感情処理法について
感情処理法の目的
感情処理法の効果1(すぐに得られる効果)
感情処理法の効果2(継続することで得られる効果)
身体の不調と感情処理
思考・感情・行動は1セット
「決断」とは(状況と感情)
「馴染みある不快感情(ラケット感情)」と「ほんものの感情」
2 感情処理をはじめるために
感情処理のプロセス
感情を再体験する
感情を吐き出す
感情処理のときの姿勢
感情にブレーキをかけること(抑制と抑圧)
感情がたまること
感情の抑制・抑圧と身体の緊張
身体の力を抜く(筋弛緩)
感情の肯定的な側面
感情を体験するメリットとデメリット
感情処理を効果的に実施するために
感情処理の基本的な進め方
第2部 感情処理を実践する
ワーク1 怒りの感情処理
ワーク2 恐れの感情処理
ワーク3 悲しみの感情処理
ワーク4 嫌悪(嫌な人やこと)に対する感情処理
ワーク5 強い怒りの感情処理
ワーク6 抑うつ気分の感情処理
ワーク7 心配性の感情処理
ワーク8 強い緊張の感情処理
ワーク9 寂しさの感情処理
ワーク10 喪失体験が引き起こす感情(訣別の感情処理)
ワーク11 セルフケアとして利用する(日常の不快感情を処理する)
ワーク12 馴染みある不快感情(ラケット感情)をチェックする
ワーク13 性格を変える、繰り返しのパターンを変える(「決断」の場面で感情処理をする)
ワーク14 感情を体験できないときの感情処理
ワーク15 好ましい感情の表現方法(伝え方)
おわりに〜感情処理の向こう側〜
引用・参考文献
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