恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション
: 宇佐美まこと/小林 泰三/小松 左京/竹本 健治/恒川 光太郎/服部 まゆみ
ショッキングな幕切れで知られる竹本健治の「恐怖」を筆頭に、ノスタルジックな毒を味わえる宇佐美まことの図書館奇譚「夏休みのケイカク」、現代人の罪と罰を描いた恒川光太郎の琉球ホラー「ニョラ穴」、誰からも省みられないホームレス男性の最期を描いた平山夢明の衝撃作「或るはぐれ者の死」など、現役の人気エンタメ作家による力強い作品と、小松左京のアクロバティックな発想が光る怪奇小説「骨」、土俗的恐怖とフェミニズム的視点を融合させた直木賞作家・坂東眞砂子の「正月女」、耽美的なゴシックミステリーで没後も熱烈なファンをもつ服部まゆみの和風人形怪談「雛」、昨年11月惜しくも急逝した小林泰三氏渾身の一作「人獣細工」などレジェンド級の名品が、ホラー小説の豊かさをあらためて提示する。心霊・怪談系の作品が多かった『再生 角川ホラー文庫ベストセレクション』に対し、『恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション』にはSFや犯罪小説、ダークファンタジーなどの発想を用いた作品も収録。この二冊合わせ読むことで、日本のホラー小説の神髄を味わうことができる。
【収録作】
竹本健治「恐怖」
小松左京「骨」
宇佐美まこと「夏休みのケイカク」
坂東眞砂子「正月女」
恒川光太郎「ニョラ穴」
平山夢明「或るはぐれ者の死」
服部まゆみ「雛」
小林泰三「人獣細工」
朝宮運河 解説
目次
竹本健治「恐怖」
小松左京「骨」
宇佐美まこと「夏休みのケイカク」
坂東眞砂子「正月女」
恒川光太郎「ニョラ穴」
平山夢明「或るはぐれ者の死」
服部まゆみ「雛」
小林泰三「人獣細工」
朝宮運河 解説
レビュー(21件)
考え事から逃避できました
一作一作 趣向異なる味わい ネタバレさせないよう 読み応えある内容とだけ記します
不気味なお話のオンパレードでした。好みの分かれる作品もあると思いますが、私はそれぞれの良さが伝わってきました。この手の本は今まで読まなかった作者の作品に触れられるので新しい読書の世界が広がっていきます。