【輸入盤】『シェエラザード』 、他 インマゼール&アニマ・エテルナ
: リムスキー=コルサコフ (1844-1908)
大注目! インマゼールのシェエラザード
2004年録音。総勢59名へ拡大したアニマ・エテルナをひき連れて、インマゼールがついにロシアの超人気作に取り組みました。チャイコフスキーやリストで聴かせたように、弦はノン・ヴィブラートを基調とした奏法。細部まで徹底的に歌いこまれたフレージングをもって音楽に抑揚を付け、自然な山を形作ることに成功しています。中でも重要なソロ・ヴァイオリンを務めるのは、ベルリン古楽アカデミーでも活躍するミドリ・ザイラー。決して力で押し切らない、描写的で可憐な表情が見事です。各楽器のソロを支える不安定な和音のさりげない強調や、フォルテシモでもハーモニーを潰さない効果など、これまでありがちだった力ずくの演奏では感じることの出来ない魅力を味あわせてくれます。ほかに『ロシアの復活祭』序曲、ボロディン『中央アジアの草原にて』『だったん人の踊り』を収録。どの作品も目から鱗の美しさ、面白さです。
ZIGZAG-TERRITOIRSEへ移籍以来、斬新なレパートリーで世に衝撃を与え続けているインマゼール&アニマ・エテルナ。リスト:管弦楽曲集で新鮮な衝撃も冷めやらぬなか、なんと今回は『シェエラザード』の登場です。
言うまでもなく、リムスキー=コルサコフの代表的なオーケストラ作品であるこの曲は、かのストコフスキーが十八番にするなど、数あるコンサート・レパートリーの中でも指折りの華麗なサウンドを誇る傑作。その作品をよもやピリオド・アプローチで聴く日がこようとは正直に言って思いもよらなかったことですし、しかも、先のリストでの斬新な演奏が絶賛されたインマゼールとアニマ・エテルナが手掛けたとなれば、これはもうオーケストラ好きならば無視のできないところでしょう。
しかもカップリングが、リムスキ=コルサコフの『ロシアの復活祭』、ボロディンの『中央アジアの草原にて』、『ダッタン人の踊り』という、定番のロシアン・レパートリーであることも大きなポイント。話題を呼ぶこと必至の一枚と言えるでしょう。
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リムスキー=コルサコフ:
・交響組曲『シェエラザード』 op.35 [42:66]
海とシンドバッドの船 [09:33]
カレンダー王子の物語 [11:56]
王子と王女 [09:49]
バグダットの祭り、海、青銅の騎士の立つ岩での難破、終曲 [11:48]
・序曲『ロシアの復活祭』 op.36 [14:50]
ボロディン:
・交響詩『中央アジアの草原にて』 [06:42]
・『イーゴリ公』- ダッタン人の踊り [11:11]
アニマ・エテルナ
ミドリ・ザイラー(vnソロ)
ジョス・ファン・インマゼール(指揮)
録音:2004年6月1-3日 ブリュージュ、コンサートホール(コンセルトヘボウ)
Disc1
1 : Scheherazade, Op. 35
2 : Scheherazade, Op. 35
3 : Scheherazade, Op. 35
4 : Scheherazade, Op. 35
5 : Russian Easter Festival Overture, Op. 36
6 : In the steppes of central Asia
7 : Prince Igor: Polovtsian Dances
8 : Prince Igor: Polovtsian Dances
9 : Prince Igor: Polovtsian Dances
10 : Prince Igor: Polovtsian Dances
11 : Prince Igor: Polovtsian Dances
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