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最高の物語(スイーツ)で、心に秘めた「本当」があふれだすーー。 不器用な人たちの絆をお菓子が繋ぐやさしい物語。 イースターにポワソン・ダブリルと、 春のスイーツで華やぐ洋菓子店「月と私」。 内気な腕利きパティシエ三田村糖花に、 フランス帰りの実力派パティシエ桐生時彦が とんでもない依頼を持ちかけてきた。 「一日だけ、おれの恋人になってください」 糖花と両片想いのストーリーテラー語部九十九の答えはーー? 「嘘」に翻弄される恋心の行方、母の日のお菓子が繋ぐ絆が 温かく胸を打つ好評シリーズ、見逃せない第4弾! ■プロフィール 野村美月(のむら・みづき) 福島県出身。『赤城山卓球場に歌声は響く』で、第3回えんため大賞小説部門最優秀賞を受賞。著書に、「文学少女」「ヒカルが地球にいたころ……」「むすぶと本。」「世々と海くんの図書館デート」「三途の川のおらんだ書房」の各シリーズのほか、『記憶書店うたかた堂の淡々』『ビストロ・ベーテへようこそ』など多数。 子供のころからスイーツが大好きで、Instagram(ID:harunoasitaha)で情報発信している。
レビュー(10件)
ほっこり。ハラハラドキドキ、色々な要素がちりばめられていて、とっても楽しく読み進められます。