Q&AでわかるMuscle Wins!の矯正歯科臨床
■成長発育の早期の段階で機能の回復をはかりながら咬合の改善を行うことが大変重要であり,健全化された機能が術後の成長発育に好影響を与え,機能的,審美的に調和のとれた顎顔面骨格が形成され,長期にわたって安定した咬合状態を維持できることを,私はあらためて強調したいと思います.(省略)
■(『Muscle Wins!の矯正歯科臨床』出版から)10 年の間には,「舌骨位をみることの重要性」に気づかされ,それを取り入れてさらにわかりやすくまとめたつもりです.掲載症例は1 冊目と重複しないよう配慮したため,Q12 の長期安定症例といっても術後5 年までの患者さんが多いのですが,中には術後23 年という症例もありますので,ぜひご覧ください.(序文より一部抜粋)
推薦の言葉〈一部抜粋〉
●先生は,舌と舌骨位が呼吸機能,嚥下機能に関連し,
咬合を含む顎顔面骨格と頸部を含む側貌の形態にいかに
関与しているかを探り,矯正歯科医の立場から,それらの
複合作用が不正咬合の治療に密接に寄与するとし,独自
の治療法を確立された.そして,そのことを症例によって
実証された斬新でシンプルな治療法は,矯正歯科臨床の
イメージを一新したといえる.
(日本歯科大学理事長・学長 中原 泉)
●本書では,すべての症例分析において解剖学,特に筋と
の関連性が述べられており,咀嚼筋はもちろんのこと,一
見,咬合にあまり関係がないように思われる頭蓋骨の基準
線,表情筋,舌骨上筋群や下筋群,後頭部の筋群や胸鎖乳
突筋などの側頸筋,また,舌や嚥下の運動機能に及ぶ領域
について,矯正治療上,大切な意義が述べられている.
(東京歯科大学理事長・学長 井出吉信)
Q1 なぜ舌骨位を重視するのですか?
Q2 抜歯,非抜歯は何をみて決めるのですか?
Q3 抜歯のタイミングと抜歯部位はどのように考えたらよいのでしょうか?
Q4 頸部筋の異常は顎顔面骨格にどのような影響を及ぼすのでしょうか?
Q5 顎関節の健全な育成のためには,いつ治療を開始したらよいのでしょうか?
Q6 MWにおけるフォースシステムはどのようなものですか?
Q7 開咬症例と過蓋咬合症例の違いをどのように考えたらよいのでしょうか?
Q8 II級開咬症例はどのように治すのですか?
Q9 III級開咬症例はどのように治すのですか?
Q10 II級過蓋咬合症例はどのように治すのですか?
Q11 III級過蓋咬合症例はどのように治すのですか?
Q12 長期咬合の安定症例にはどのような共通点がありますか?
Q13 睡眠時無呼吸症候群の改善にMWの矯正治療は効果があるのでしょうか?
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