●「自閉症のTEACCH実践」の第2集。前書同様日本各地のさまざまな実践が紹介されているが、当時は無かった発達障害者支援センターの取り組みも追加され、より具体的な個別教育プログラムが理解できるようになっている。第10章「家庭での実践」は自閉症児の親が親の立場からレポートを報告している。
●目次
第1章 保育園の取り組み
第2章 幼児通所プログラム
--ひよこ園の取り組み,その後
第3章 障害児学級での実践
--落ち着いた学校生活が過ごせるために
第4章 学校教育プログラム
第5章 成人入所プログラム
第6章 就労を可能・不可能にする因子の分析
第7章 作業所での自閉症支援
第8章 成人通所施設においてTEACCHの理念を生かす
--“わたげ”の取り組み
第9章 自閉症・発達障害支援センターのしごと
--滋賀県自閉症・発達障害支援センターの現状と今後の方向
第10章 家庭での実践
■TEACCHの基本理念■
1.自閉症の特性を理論より も実際の子どもの観察から理解する
2.親と専門家の協力
3.子どもに新たなスキルを教えることと,子どもの弱点を補うように環境を変えることで子どもの適応能力を向上させる
4.個別の教育プログラムを作成するために正確に評価する
5.構造化された教育を行う
6.認知理論と行動理論を重視する
7.現在のスキルを強調するとともに弱点を認める
8.ジェネラリストとしての専門家
9.生涯にわたるコミュニティに基盤をおいた援助
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