心の動きを完全に停止させたとき、そこには本当の自分である『意識』が残されます。「無の境地」とよく言いますが、何もかもがなくなって消滅してしまうのではなく、『意識』という心の素材とも言えるものは残るのです。それをヨーガでは、自分のエッセンス、本当の自分であると教えます。本当の自分。それ以前に、そもそも自分というのは一体何なのでしょうか?この究極の『自分』探しこそがヨーガのテーマであり、心の止滅を通して『自分観』を変えることが、ヨーガの目的なのです。瞑想、呼吸、そしてポーズ。ヨーガの世界を分かりやすく解説する著者渾身の書き下ろし。
レビュー(16件)
下手な自己啓発本よりお勧め
『Yogaではじめる瞑想入門』と合わせて購入しました。 Yogaとは瞑想と呼ばれる理想的な集中状態を作り出すための鍛練法(同著者『眠りのヨガ』より)だそうでつまり「頭痛が痛い」みたいなタイトルなんですよね、これ。 正しく思い出せないのですが、パラマハンサ・ヨガナンダ(アメリカにヨガを持って行った方です。マハトマガンジーにヨガを伝授した方でもあります)の『あるヨギの自叙伝』にもヨギは朝少しクリヤヨガをやる程度であとは瞑想しているといったことが書いてあり綿本さんも何故か日本ではヨガニドラ(眠りのヨガ)は広まらなかったとおっしゃっているし日本人の多くはそれこそダイエットの為であるとかヨガの本質を良く理解しようとしていないのかも知れません。 禅というのが元々あったからでしょうか。不思議です。 昔々読んだ本にはヨガの目的とは神と繋がることだと書かかれていて今ヨガをしているどのくらいの方がそう思って取り組んでいるのかは本当に分からないですね。 この本の最も印象的だったのは瞑想の先にあるのは「死」だ、との箇所である種物凄くショッキングでした。しかも、そこにどんな意味があるのかといえば実はそれはただそういった経験にしかすぎないと続くんです。そこに至ってみて結局そこには何もないことに気づくと。 真面目にお勧めしますヨ。 ヨーガ実践の落とし穴として著者の陥ったケーススタディーが載っているのも為になります。 帯の「心」が消えると「私」が残る、は暫く座右の銘となりそうです。
以前読んだことがあったのですが、もう一度読み返したくなり購入しました。わかりやすく書かれていてお勧めです。
ヨガをはじめてので入門編のこちらの本を購入。わかりやすいです。
勉強になりましたが、やはり実際に 教室などにいったほうがわかりやすいと思います。
ヨガとは
瞑想の哲学(ヒンドゥーの思想?)、瞑想、呼吸、ヨガのアーサナ、各々の関係、そしてストレッチとアーサナの違い、について明確に解説されています。 なぜヨガを行うのか、なぜ呼吸が大事なのか、なぜ瞑想が必要なのか..、これほど明快な解説に初めて接しました。 私自身、今までこれら関係について、もやもやとしたものがあり、いろいろな書籍の説明を読んでわかったようなわからないような気持ちでいました。それら全てをすっかりきれいにしてくれたのが本書です。 ただし、この解釈はこの著者独自のものかもしれません。しかし、それでも私にはとてもしっくりきました。 また、具体的な瞑想のテクニックやヨガアーサナの解説はないと思って下さい。これらを求めるならば他書を求めたほうが良いでしょう。