朝三美人の一人と謳われた女にも老いが忍び寄る。夫の訪れが途絶えがちな中、女は夫が別の女性に産ませた娘を養女として愛情を繋ぎとめようとするが実らない。実質的離婚後、その養女へ執拗な求婚をするのは、息子道綱の上司。道綱と女性たちとの贈答歌が多く記される中、道綱母の切々とした心情が描かれる。こなれた現代語訳を付した文庫の決定版。IIには、下巻と巻末歌集を収め、解説の他、年表・地図・各種索引を付す。
凡例
蜻蛉日記 下
巻末歌集
本文校訂表
解説(付 蜻蛉日記関係系図・蜻蛉日記略年表・蜻蛉日記関連地図)
索引(和歌初句索引・詠者別和歌索引・人物索引・重要語句索引)
レビュー(5件)
訳が凄くわかりやすくて、読みやすかったです。 歌の訳もわかりやすくて、オススメです。 平安時代の、貴族の生活が垣間見られて面白かったです。
角川ソフィア文庫の「ビギナーズクラシック蜻蛉日記」を読んで、全編を読みたくなって購入しました。ビギナーズクラシックでは簡単に触れてあった下巻の原文、注釈、現代語訳が載っています。