はずれなしの本ですね。面白くて良いです。,『富士日記』や『犬が星見た』にくらべたら、少し内容が薄いように感じますが、武田百合子さんが書いた本はもう増えることがないので、読んでみる価値はあります。,興味があったので取り寄せてみました。まだ読んでいないのですが、少しずつ時間を作って楽しみたいと思います。,冒頭の「枇杷」から一気に筆者の持つ独特の視点へ誘われる。けして山海の珍味が出るわけでも、グルマンな批評が載るわけでもない。美味ですらなかったりもする。でも如実に記憶の中で思い出す味、食感、香り。幾度ものデジャヴに襲われるような、短篇たち。 食べることは生きることで、生きることは死ぬことで。日常のとりとめない記憶の端々から、生々しい食という行為から、乾いた寂しさや、生きることの業が見え隠れする。挿絵も雰囲気が良く、何度も読み返したくなる。
レビュー(72件)
面白いです。
はずれなしの本ですね。面白くて良いです。
『富士日記』や『犬が星見た』にくらべたら、少し内容が薄いように感じますが、武田百合子さんが書いた本はもう増えることがないので、読んでみる価値はあります。
紹介されていた本
興味があったので取り寄せてみました。まだ読んでいないのですが、少しずつ時間を作って楽しみたいと思います。
冒頭の「枇杷」から一気に筆者の持つ独特の視点へ誘われる。けして山海の珍味が出るわけでも、グルマンな批評が載るわけでもない。美味ですらなかったりもする。でも如実に記憶の中で思い出す味、食感、香り。幾度ものデジャヴに襲われるような、短篇たち。 食べることは生きることで、生きることは死ぬことで。日常のとりとめない記憶の端々から、生々しい食という行為から、乾いた寂しさや、生きることの業が見え隠れする。挿絵も雰囲気が良く、何度も読み返したくなる。