1953年未來社に入社し、戦後を代表する多くの作家・学者と関わり、83年に影書房を設立、いまも現役編集者として活躍する著者が、個人の回想がそのまま戦後出版史となる歴史を語る。
貴重な人物写真や初版本など図版230点を収録。
聞き書きのはじめに・・・鷲尾賢也
1 未来社入社まで
2 西谷能雄社長の「頑迷固陋」
3 花田清輝、品行方正の破れかぶれ
4 平野謙の芸術と実生活
5 難解王、埴谷雄高のボレロ的饒舌
6 敗戦前後ーわたしの戦争体験
7 丸山眞男の超人的好奇心
8 権威嫌いの藤田省三の仕事
9 全身小説家、井上光晴の文学魂
10 上野英信、記録文学の精神
11 木下順二と山本安英の奇跡的な出会い
12 秋元松代の反響とわが演劇運動
13 竹林の隠者、富士正晴
14 野間宏の独特な精神の迂回路
15 人類生活者・溝上泰子の闘い
16 女性の人権と自立のためにーもろさわようこ・山代巴・丸岡秀子
17 北朝鮮とのかかわりと金泰生
18 西郷信綱、廣末保、安東次男と民衆文化
19 宮本常一、そして出版の仲間たち
20 『秋田雨雀日記』と忘れえぬ演劇人たち
21 上原専祿の言葉と出版への思い
聞き書きをおえて・・・上野明雄
後記・・・松本昌次
レビュー(0件)