日本曹洞宗の開祖・道元が記した『正法眼蔵』は、難解さでも知られる仏教書である。約百巻に及ぶその内容は、坐禅や生活の作法、世界や時間や夢、心といったものの捉え方など多岐にわたる。なぜ道元はこれほど難しい著作を世に残したのか? 執筆の謎にせまり、「夢中説夢=人生は夢のようなもの」「礼拝得髄=まことの師を尊ぶ」のように、記された概念を、わかりやすく、現在のことばで解説。禅の思想をかみ砕く、入門書の決定版。
はじめに
凡例
第一章 仏道の手引き
第二章 出世間の道
第三章 我執を離れる
第四章 貧に道あり
第五章 報いを求めず
第六章 坐禅これ第一なり
第七章 霧の中を行けば布湿る
第八章 光陰を惜しむ
第九章 磨かざれば光らず
第十章 学道の心構え
おわりに
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