〈声無き死体のミステリー。この謎が解けますか?〉
町はずれの一軒家が火事になった。焼け跡から、頸や顔が焼け焦げた2人の死体が発見された。この家に住む母と子で、一見して「焼死体」と判断される状況。だが、監察医であった著者は、警察の検視官に見せられたある写真に注目する。「これは、絞め殺されている!」--焼死ではない、「絞殺死」だと断定した根拠とは、一体なにか?
死斑の色に、まぶたの裏に、頭蓋骨の奥底に、本当の死因は隠されている。捜査機関から絶大な信頼を得た元監察医が、2万体を超す検死実績から導き出した、死体の声無き声を聴く「上野法医学」、決定版。
レビュー(10件)
良書です
1を所持し、何度も繰り返すほど愛読しております。 さすがに実績のある方の著書は違う。載っているのは全て事実。創作ではありません。 様々な事例を目にしていくと、法医学の知識などなくても引きこまれます。事実は小説よりも奇なり、というのを実感しますね。 因みに、「月刊BAN]に掲載された『法医学はおもしろい』全二十八回を編集・加筆修正したものだそうです。 写真もありますが、白黒ですのでご心配なく。