大佛開眼…衣笠貞之助×北山茂夫
山椒大夫…溝口健二×林屋辰三郎
祇園祭…伊藤大輔×林屋辰三郎
映画好きな平安時代史研究者が、脚本やメモ群などを
「史料」として読み解くと、創作と史実の間で揺れた
映画製作者と歴史研究者の姿が見えてくる。
1 映画の資料を史料とするために
一 映画の史料を求めて -映画『祇園祭』を素材としてー
はじめに
1 文字史料の蒐集・調査
2 インタビュー調査
おわりに
二 映画と文字史料 -映画「祇園祭」製作上映協力会の記録を中心にーー
はじめに
1 映画「祇園祭」製作上映協力会の結成へ
2 協力会の活動と映画製作
おわりに
2 時代観を共有する -監督・助監督・歴史研究者ー
三 映画と歴史学研究の邂逅 -『山椒大夫』と林屋辰三郎ー
はじめに
1 映画製作と助監督
2 映画『山椒大夫』の考証作業
3 林屋辰三郎と映像文化
おわりに
四 歴史学研究と映画の擦違 -『大佛開眼』と北山茂夫ー
はじめに
1 原作脚本『大佛開眼』の検討
2 北山茂夫と映画『大佛開眼』
3 映画『大佛開眼』の評価
おわりに
3 歴史像を創り出す -映画『祇園祭』の試みー
五 映画『祇園祭』への途 -紙芝居・バレエ・ミュージカルー
はじめに
1 紙芝居「祇園園祭」
2 バレエ「祇園祭」
3 ミュージカル「祇園祭」
おわりに
六 映画『祇園祭』と歴史学研究 -「祇園会じゃない祇園祭」の創出ー
はじめに
1 映画、「町衆」を描く
2 映画脚本の転回
3 映画、『祇園祭』を創り出す
おわりに
七 制作社日誌からみる映画『祇園祭』-歴史学的分析の試みー
はじめに
1 脚本到着を待つ
2 映画の構想と脚本修正作業
おわりに
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