著者の遠山氏、大化の改新、乙巳の変に興味がある人には面白い。遠山氏はこの大化の改新の旧版で有名になった人、懐かしい。今回は、新版が出ました。旧版の内容は良く知らないが遠山氏は中公新書大化の改新で有名になりました。歴史は見方によって変わってきます。この時代の日本の参考文献は少ない。だから、面白く興味を持てるとも言えます。100パーセント、日本古代史は、当時の権力者によって書き換えられたものだから信用できないと言う人もいるが。実際の所は、真実は分からない。しかし、当時の参考文献を全く信用しないことは危険だ。ここが、日本古代史に惹かれる理由ではないでしょうか。,大化の改新の意義である「豪族による支配が終わり、律令国家としての歩みが始まった」について、深く解説された本かなと思っていました。少々違っていました。なかなか斬新な切り口です。蘇我氏の横暴を廃するために「中大兄皇子と中臣鎌足は談合した」と思っていましたが、この本では、中大兄と鎌足は乙巳の変の当日まで知らぬ同士だったとか。あと、気になったのは「史実に基づいて」を多用しながら「思われる」も多用していました。それでも、まあ最後まで読ませる筆力はさすがです。小説ではありませんが面白かったですよ。
レビュー(5件)
懐かしい著者
著者の遠山氏、大化の改新、乙巳の変に興味がある人には面白い。遠山氏はこの大化の改新の旧版で有名になった人、懐かしい。今回は、新版が出ました。旧版の内容は良く知らないが遠山氏は中公新書大化の改新で有名になりました。歴史は見方によって変わってきます。この時代の日本の参考文献は少ない。だから、面白く興味を持てるとも言えます。100パーセント、日本古代史は、当時の権力者によって書き換えられたものだから信用できないと言う人もいるが。実際の所は、真実は分からない。しかし、当時の参考文献を全く信用しないことは危険だ。ここが、日本古代史に惹かれる理由ではないでしょうか。
大化の改新の意義である「豪族による支配が終わり、律令国家としての歩みが始まった」について、深く解説された本かなと思っていました。少々違っていました。なかなか斬新な切り口です。蘇我氏の横暴を廃するために「中大兄皇子と中臣鎌足は談合した」と思っていましたが、この本では、中大兄と鎌足は乙巳の変の当日まで知らぬ同士だったとか。あと、気になったのは「史実に基づいて」を多用しながら「思われる」も多用していました。それでも、まあ最後まで読ませる筆力はさすがです。小説ではありませんが面白かったですよ。