失われた甲子園 記憶をなくしたエースと1989年の球児たち
センバツ史上もっとも悲劇的な逆転試合、涙のエース・宮田正直のその後にはさらなるドラマがあった。勝ち取ったプロ入りと挫折、打撃投手としてのリスタート、そしてアクシデント。頭に打球をうけ、あの甲子園決勝の敗北までをも忘却するほどの記憶障害……。宮田の人生を軸に、あの春に交錯した野球人たちーー元木、種田、そして上宮と東邦双方の監督らの、まぶしき野球人生の光芒を描く。
序章 ボールが逃げていく
第1章 エースを襲った二度目の災難
第2章 ボーイズリーグのでっかいやつら
第3章 青春の二遊間
第4章 よしと言うまで走ってろ
第5章 反発し合う三遊間
第6章 折れた歯を拾うな
第7章 鬼の妻の背中
第8章 山田490球、宮田454球
第9章 跳ねた白球、光ったホームベース
第10章 最後の甲子園
第11章 ぼくを取ってください
終章 たった一度きりの対決、ダイエー・宮田対巨人・元木
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