本書では、私が看護師として過ごした四十七年の歩みを綴っています。ハンセン病の後遺症を抱えて生きる人たちとの出会いを中心に、宮古島(沖縄県)やタイ国での活動、私が看護を通して得てきたことや、信仰を通して受けたことについて、まとめています。本書を手にとってくださった方の中には、自分の生きる道や在り方、将来に迷いを持っておられる人もいるかもしれません。そういう方たちにこそ、私は知ってほしいと思っています。ハンセン病を患い、日本の強制隔離の療養所で人生を送らざるをえなかった人たちがおられるということ。理不尽に人生を変えられた人たちが、どのような環境で、どんな風に生きて来られたのか、ということを。
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