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安城民雄は、駐在として谷中へと還ってきた。心の傷は未だ癒えてはいない。だが清二が愛した町で力を尽くした。ある日、立てこもり事件が発生し、民雄はたったひとりで現場に乗り込んだのだがー。そして、安城和也もまた、祖父、父と同じ道を選んだ。警視庁捜査四課の一員として組織暴力と対峙する彼は、密命を帯びていた。ミステリ史にその名を刻む警察小説、堂々たる完結篇。
安城民雄は、駐在として谷中へと還ってきた。心の傷は未だ癒えてはいない。だが清二が愛した町で力を尽くした。ある日、立てこもり事件が発生し、民雄はたったひとりで現場に乗り込んだのだがー。そして、安城和也もまた、祖父、父と同じ道を選んだ。警視庁捜査四課の一員として組織暴力と対峙する彼は、密命を帯びていた。ミステリ史にその名を刻む警察小説、堂々たる完結篇。
レビュー(124件)
骨太な警察小説
上巻とまとめて購入しました。事件を独自に追い掛け犯人に殺されてしまう祖父、その無念を抱きつつ、自らも事件究明の後、志し半ばで死んでしまう父、最後に事件をすべて明らかにし、犯人と対峙する孫と、読みごたえ充分でした!
佐々木譲の警察小説
笑う警官から作品の世界観が大好きで、警察小説が出るたびに毎回読んでいます。 親子三世代が様々な事件に巻き込まれながらもなぜ、警官を続けるのかという哲学を教えられました。 上巻を図書館で借りてどうしても下巻を読みたくなり買いました。
上巻が面白かったので、早く続きが読みたかった。あっさり解決のきらいはあるが、読み応えはあった。
家族用です。内容はかなり面白いとのことで、すぐに発送されてきたのでとても喜んでいました。
最初は結構重いですね
お正月に谷中7福神めぐりをしました。その辺が舞台になっていて大変興味深かったです。