9都市7000人の生活史データから解析
社会の停滞、貧困・格差の要因に迫る
いじめや不登校、孤立、無就業と貧困はどのように生みだされていくのか。膨大なデータからリスク要因を明らかにし、対策のための「強み要因」の効果を明らかにする。 東京大学大学院教授 山口慎太郎 氏推薦
本書は、これまでの社会調査で捉えにくかったホームレスやひきこもりがちな人々をも調査することができるCCS調査法を独自に開発。いじめ・不登校・孤独など世代間の変化を分析することで、どのようなリスクが貧困へ結びつくのか、それを防ぐ要因とは何かをデータに基づき総合的に明らかにする。
序 章 若者の貧困を新しい視点からとらえ直す
第1部 若者世代での発達期のリスク急増の原因は何か?
第1章 社会性の発達はどのように決まるか?
--幼児期の「仲間遊び苦手」要因に見る始まり
第2章 勉強に興味を失い授業に追いつくことが難しいと感じる子が何故,若者世代で急増したのか?
第3章 不登校
--背景となる心の葛藤にまで遡った対策を
第4章 子育て不安
--子どもの発達期リスクの最大の共通要因
第5章 いじめられた
--安全基地を求める子供たち
第6章 いじめた
--心の闇が攻撃性に転じる
第7章 「いじめ仲裁」をする子と「いじめ傍観者」
第8章 高校中退
第9章 貧困
--急増する若者の貧困にどう対処するか?
第2部 コミュニティー・カルテ・システム(CCS)とは?
第10章 エビデンスに基づく社会変化の理解と対応
第11章 CCS 調査データの分析の流れ
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