17年前の交通事故で両親を亡くした如月優。ひょんなことから”レベッカ”とそのボーカリスト”ノッコ”を知り、熱烈なファンの一人となって成長していく。育ての父、如月雅人の夢が1985年当時,渋谷公会堂で行われたレベッカのコンサートを見ることだと聞き、その夢を叶えるため、また自らの夢を叶えるために「口パク」でのコンサートを目指すことに。父と二人三脚で猛練習に励む日々を送り、月日が流れ、完成形に近づいてきたところでSNSに動画をアップするが、厳しい批判めいた書き込みに心が揺れ動く。父から言われた「もうやめようか」の言葉に「本当の親子じゃないから私の気持ちがわからない」と言ってしまい、母に頬を叩かれてしまう。気まずくなった親子関係の中、練習する意欲もわかない日が続く。ある時、SNSの書き込みをきっかけに、レベッカのコピーバンドをやっていたというギターリスト日向俊と出会うことになる。その日向に励まされ、アドバイスを受け動画に「コンサートを目指しています。応援してください」という文言を入れると、好意的な書き込みが徐々に増えていく。日向の人柄に恋心が芽生えはじめたころ、父,雅人が”再生不良性貧血”で倒れる事態に。血のつながっていない優の血液を輸血し、ひとまず病状は安定する。日向を含む新たなメンバーでバンドを結成し5人での動画をアップすると数日で100万回もの再生回数を記録、話題の動画としてメディアが取り上げる。その動画に心を動かされたエンターテインメント放送会社の代表、井深と動画をニュースで報じた東西テレビ、二社と面談をすることになる。結果、井深の助けもあり、東西テレビの全面サポートでコンサートを行うことが決定する。喜びを胸に父がいる病院に向かう優だが危篤状態の雅人を目にし、愕然とする。合併症を引き起こし「優のコンサート、見たかった」という最期の言葉を残して帰らぬ人に。耐えられない悲しみを日向にぶつけてしまう。「お父さんの代わりに優を守るから、そばにいるから」と抱き寄せられ「私も一緒にいたいと思ってる」優も自分の想いを伝え恋仲に。悲しみに暮れる優だが日向や母の言葉に励まされ、12月25日クリスマスの日に決まったコンサートを決行。羽鳥アナが司会進行役、嵐がスペシャルゲストとして出演。テレビ生放送という状況のなか全力で”ノッコ”を演じきる優。「血がつながっていなくても私の父親は、今まで育ててくれたお父さん・・・一人だけです」と父への想いを語る。最後はサプライズゲストとして来ていた”ノッコ”本人と出会い、感情を抑えられなくなる優だがノッコと二人、声をだして歌い踊り、美しいフィナーレを迎える。
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