- 15
- 4.4
長州藩きっての俊才として吉田大治郎(松陰)の前途は明るい。だが時代の嵐を察知する彼の目は外へ外へと向けられた。九州遊学中に出会った山鹿万介、宮部鼎蔵(ていぞう)らの烈々たる尊皇攘夷の弁、平戸で見た数多くの黒船や異人の姿、大治郎は外圧の高まりを身に刻んで知った。彼は叫ぶ、神州の民よ、めざめよ、と。 母系草 陽は陽を孕む 青竹の目 知慾の鬼
長州藩きっての俊才として吉田大治郎(松陰)の前途は明るい。だが時代の嵐を察知する彼の目は外へ外へと向けられた。九州遊学中に出会った山鹿万介、宮部鼎蔵(ていぞう)らの烈々たる尊皇攘夷の弁、平戸で見た数多くの黒船や異人の姿、大治郎は外圧の高まりを身に刻んで知った。彼は叫ぶ、神州の民よ、めざめよ、と。 母系草 陽は陽を孕む 青竹の目 知慾の鬼
レビュー(15件)
吉田松陰とはいかなる人かを知るには良い本だと思います。入門編というか。
本屋で見付けて面白そうだったので、こちらで購入。届くのが楽しみです。
子育て前に読んでおくべきだった 藤原正彦の「国家の品格」にも通じるところがある 藤原先生もこの本に影響を受けたのではないだろうか
読書で勉強も!
毛利元就を読んで、読みやすい作者様だったので今回購入しました。興味があった吉田松陰。やっとみつけました。
乱読
幕末に活躍した人たちの中に、名前は聞いたことはあるが何をやったのかよく知らない人の一人でした。長州の尊皇攘夷意識を高めた人だったんですね。興味深く読めました。