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21世紀、人類はついに「免疫」の真実に迫り、巧みに操りはじめた! 抗体を戦略的に創り出すテクノロジー「抗体医薬」、人体に本来備わっていた精緻なシステム「自然免疫」。新技術と新発見が「免疫」の概念を一変させ、いま人類は関節リウマチをほぼ制圧し、感染爆発が懸念される新型インフルエンザや、死因トップのがんに挑みつつある。免疫学のはじまりからわかりやすく説き起こし、最先端の成果まで一気に読める! とにかく読みやすい免疫学の入門書 好評『現代免疫物語』に続く第2弾。いま注目の抗体医薬から自然免疫まで、最新の免疫学事情を、工夫を凝らした物語り仕立てでやさしく解説。 第1章 パンデミック・インフルエンザの脅威 第2章 免疫学ことはじめ 第3章 関節リウマチ克服物語 第4章 がんと抗体医薬の物語 第5章 モノクローナル抗体物語 第6章 もう一つの関節リウマチ克服物語 第7章 TNFの物語 第8章 自然免疫物語 第9章 自然免疫が解き明かしたミステリーの物語 第10章 もう一つの自然免疫物語
レビュー(12件)
中外製薬
が好きな人にはおすすめします。私的には、ちょっと・・
国内の抗体・免疫研究について(一部自伝を交えて)群像伝記物という仕立て方。抗体・免疫機構について「Bリンパ球」「インターロイキン」といったキーワードを理解しているレベルの方が、近年急激に進展した「自然免疫」に関する動向を知るうえではよいかと。個人的にはもう少しテクニカルな記述や図版を期待していたので、いまひとつの読後感でした。
人の免疫のことが良くわかります。
難しい話を非常に分かり易く読み易く書かれた本です。 さすが岸本先生といった感じです。
参考になります。
夫の病気からいろいろなストレスの本を読んでいます。とても参考になります。