【輸入盤】ジュゼッペ・アンセルミ/全録音集 1907〜1913(5CD)
20世紀初頭に活躍したイタリアの名テノール
ジュゼッペ・アンセルミの全録音集
20世紀初頭に活躍したイタリアの名テノール、ジュゼッペ・アンセルミ[1876-1929]の全録音集。ジュゼッペ・アンセルミは、シチリア島カターニャ近郊のニコロージの生まれ。子供の頃からヴァイオリンを学び、ナポリ音楽院にもヴァイオリンで入学。その後ヴァイオリニストとして活動しながら、18歳頃から声楽も学んだようです。ギリシャのパトラでオペラ歌手としてデビューした後、1900年にジェノヴァでヴェルディ『リゴレット』のマントヴァ公で活動を本格化。翌年にはロンドンに初登場して成功をおさめ、以降はポーランド、ロシアを含む欧州各地と南米で活躍する人気テノールになりました。1904年にはミラノ、スカラ座に初出演。スター歌手に上り詰めたアンセルミでしたが、1918年、まだ声が衰える前の42歳で引退し、以降は歌唱指導をしながら悠々自適な生活を過ごし、1929年に亡くなりました。
電気録音が導入される前に引退したこと、歌唱スタイルが19世紀末から20世紀初頭の古いスタイルであったことから、一時代を築いた大歌手にしては顧みられることが少ない人ですが、とろけるような甘い声としなやかなフレージングはやはり素晴らしい聴きもの。この5CDの中では1913年のエジソン社の縦振動録音(横振動録音より音が良いとされた)が特に貴重。『marston』の常で復刻も極めて丁寧。さらに80ページ近いブックレットには英文解説と写真がぎっしり。マニアにはたまらない資料でもあります。(輸入元情報)
【収録情報】
● ドニゼッティ:『ドン・パスクァーレ』〜甘く清らかな夢よ
● ヴェルディ:『リゴレット』〜あれかこれか
● レオンカヴァッロ:『道化師』〜衣装を付けろ
● ジョルダーノ『フェドーラ』〜愛は君に禁じている
ピアノ伴奏 1907年4月22日 イタリア ミラノ
● マスネ:『ウェルテル』〜なぜ私を目覚めさせるのか
● マスネ:『マノン』〜目を閉じれば(2種)
● ヴェルディ:『ルイーザ・ミラー』〜穏やかな夜に
ピアノ伴奏 1907年4月25日
● モーツァルト:『ドン・ジョヴァンニ』〜私の宝の人を
● ヴェルディ:『リゴレット』〜女心の歌
● マスカーニ:『カヴァレリア・ルスティカーナ』〜ああローラよ
ピアノ伴奏 1907年4月25日、11月8日
● トマ:『ミニョン』〜彼女は信じなかった(イタリア語)
● コチュベイ:彼女に言って
● ダヴィドフ:何という幸せ
● ロッシーニ:『セヴィリャの理髪師』〜もし私の名前を
ピアノ伴奏 1907年4月29日
● プッチーニ:『トスカ』〜妙なる調和
● マスカーニ:『イリス』〜君の窓を開けなさい
● ヴェルディ:『リゴレット』〜彼女が攫われた/彼女の涙が見えるようだ
ピアノ伴奏 1907年5月6日
● トスティ:私は望む
● トスティ:理想の女
● グリーグ:君を愛す(フランス語)
● トスティ:あなたはもう私を愛していない
● トスティ:私の歌
● デンツァ:青い目よ
ピアノ伴奏 1907年5月10日
● トスティ:第2のマッティナータ『人気のない村の上に』
● ロッシーニ:『セヴィリャの理髪師』〜ほら空は微笑み
● ポンキエッリ:『ジョコンダ』〜空と海
● プッチーニ:『ボエーム』〜なんて冷たい手
● チャイコフスキー:『エフゲニ・オネーギン』〜青春は遠く過ぎ去り
● ディ・カプア:オ・ソレ・ミオ
● コスタ:目覚めなさい
ピアノ伴奏 1907年11月4日 イタリア、ミラノ
● ドニゼッティ:『ルチア』〜私の祖先の墓よ/間もなく私に隠れ場所を
● ドニゼッティ:『ルクレツィア・ボルジア』〜私は名もない漁師の息子だと
● ドニゼッティ:『愛の妙薬』〜人知れぬ涙
● ビゼー:『真珠採り』〜あの声/私には聞こえるように思える
● レオンカヴァッロ:『道化師』〜ああコロンビーナ
● パデレフスキ:『マンル』〜太陽の輝きのように
ピアノ伴奏 1907年11月8日
● アンセルミ:大洋の上に
● グノー:『ロメオとジュリエット』〜愛よ、愛よ/ああ! 太陽よ 昇れ
● トマ:『ミニョン』〜さようなら、ミニョンよ、しっかり(イタリア語)
● マスネ:『ウェルテル』〜だが嵐の後のように、私は目が覚めているのかどうかわからない
ピアノ伴奏 1907年11月13日
● ボーイト:『メフィストーフェレ』〜野から牧場から
● ジョルダーノ:『マルチェッラ』〜ああ聖なる自由よ、ああ私のマルチェッラよ
● ボーイト:『メフィストーフェレ』〜最後
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