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日本各地で地震が頻発するなか、突如姿を消した黄金。『大建て替え』の危機を前に、荒脛巾神と田村麻呂の悲しい過去や、黄金の深い後悔を知った良彦は、傷だらけの体で再び立ち上がるーー神にもできないことがある。そして人間だからこそできることがあると『神様の御用人』の自分は誰よりも知っているから。 神と人。それぞれが抱く、切なる願いの辿り着く先とは。そして良彦が最後に下す、未来への決断とはーー。
日本各地で地震が頻発するなか、突如姿を消した黄金。『大建て替え』の危機を前に、荒脛巾神と田村麻呂の悲しい過去や、黄金の深い後悔を知った良彦は、傷だらけの体で再び立ち上がるーー神にもできないことがある。そして人間だからこそできることがあると『神様の御用人』の自分は誰よりも知っているから。 神と人。それぞれが抱く、切なる願いの辿り着く先とは。そして良彦が最後に下す、未来への決断とはーー。
レビュー(61件)
今、読書中ではありますが、初の前・後編となっていて、非常に読み応えがあります。 大作ですね。
感動の、フィナーレです。 このホンワカとした、思いやりもある、不思議な世界観が大好きだったので、終わってしまうのが惜しまれます。 外伝や別の主人公とかでもいいので、続編出てくれたら嬉しいなあと思います。
読み終わってから…
ついに最終巻です! 待ちに待った10巻。…なのに読み始めてから展開が飲み込めず「??」となりつつ読み終えて、あとがきを読んで驚愕の事実が発覚。9巻を読んでなかった! なんたる失態(゜ロ゜; 慌てて近くの書店で購入しました。 黄金さまの正体も判明。胸をえぐられるような悲しい過去もあったけれど、ぶっきらぼうでありつつも黄金様のことを常に考えている良彦によって黄金様の傷は癒されていたんでしょうね。 ある意味9巻を読んでいなくて正解だったのかも。あの終わりかたで10巻発売迄の日々を悶々とせずにすみましたので。 良い本に出逢えてよかった。浅葉なつ先生、ありがとうございました。
ずっと読んでいるシリーズの小説。今回はちょっと哀しい内容で、しんみりしてしまいました。 ただ、一度読んでから、再度9巻10巻を続けて読み返し、1度目には気付かなかったことが見えて、何度も読み返したくなると思いました。
待ちに待った作品が届きました。通常版の予約が中々表示されずヤキモキしました。第一話からずっと読ませていただきました。この様にエンディングをむかえ良かったと思いました。この先、続編や番外編を書いていただけたら嬉しく思います。