本書は、大学1、2年生向けの基礎物理学の教科書である。まず、物理学を学ぶうえで最低限必要となる微分・積分とベクトルの基礎等を紹介したのち、「力学」「振動」「波動」「温度と熱」「光」「電気と電場」「電流と回路」「磁場」「光と電子、原子」について、多くの例題と図版を用いてわかりやすく解説する。各節のはじめには「基礎事項」として概要をまとめ、記述にあたっては、高校で学んだ項目等にはAマーク、大学の基礎レベルにはBマークと印をつけて区別し、学習レベルに合わせて学ぶことができるよう配慮されている。また、各章末には演習問題を多く載せて、理解の助けをはかっている。高校物理から大学物理へのスムーズな橋渡しを心がけたテキストである。
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